FXでもそうなのだが、バイナリーオプションでも、
国内業者(口座)と海外業者(口座)は、多少の違いがあります。
口座開設をする前に、国内業者・海外業者の違いを知っておきましょう。
海外業者と国内業者のメリット&デメリット
まずは海外業者と国内業者での違いをざっくりと紹介しておこう。
海外業者のメリット
- 口座開設の手続きが少ない
- 短期取引が可能でエントリーも自由
- 取引可能な銘柄が豊富
- クレジットカードでの入金が可能
- ボーナス面の充実
海外業者のデメリット
- 信用リスク・サポート面の不安
- 入出金の時間・手数料
- 繰り越し控除・損益通算が利用できない
国内業者のメリット
- 信用リスクが低く、サポート面に問題がない
- 税金が一律で、繰越控除・損益通算が利用できる
- 入出金の早さ
国内業者のデメリット
- 規制が多く、取引の自由さに欠ける
- 通貨以外の銘柄取引不可
- ボーナス面が乏しい
ざっと挙げるとこんな感じですが、
注目してほしい所は「取引の自由性」と「税金面」である。
最も重要なのは「取引の自由性」
バイナリーオプションは「ハイ&ロー」といった感じの
取引だと思っている方も多いとおもいますが…
実際に間違ってはいませんが、海外のバイナリーオプションと、
国内のバイナリーオプションとでは、多少異なる部分がある。
まずは「取引時間の自由」だが、国内取引では2時間ごとにしか取引を行えない。
それゆえ、国内業者で行うバイナリーオプションは、
このブログでも紹介している「テクニカル分析」が使いにくい状況にある。
例えば「酒田五法」だが、これはローソク足の組み合わせからなるテクニカル分析であって、
大きなトレンドを予想するテクニカル分析というよりは、
短期取引に向いているテクニカル分析である。
5分足で「宵の明星が出現した!」となっても、確定時刻が1時間後では意味がないが、
海外業者では「30秒後・1分後・5分後」といった短期取引が可能であるため、
テクニカル分析の幅も広がり、取引の自由度が増す。
この点は、一番重要な違いと言って良い。
宵の明星の詳細はコチラ↓
2番目に重要なのが「税金」の違い
海外FX・海外バイナリーオプションの利益は、利益によって税金が変わります。
国内業者での取引では一律約20%の税金ですが、
海外業者では利益によって税率が異なってきます。
税金面の詳細はコチラ↓
年間利益が195万円以下の場合は、海外業者で取引する方がメリットになりますが、
3年間の繰越控除と損益通算が利用できません。
税金面においては、国内業者の方がメリットが大きいと言えるでしょう。
「FXとバイナリーオプション両方で稼ぎたい」といった、
バイナリーオプションを【サブ】として考えているのであれば、海外業者はオススメしない。
複数の金融商品を扱って、すべての商品で年間黒字を出せるのであれば問題ないですが、
そう簡単に事が運ばないのが投資・投機です。
国内・海外・その他のメリット&デメリット
安心・安全・サポート面
安心・安全・サポート面では国内業者が勝る。
海外・国内の業者では安心・安全・サポート面も異なる。
国内のFX(バイナリーオプション)業者は、金融庁登録業者ということもあり、
海外業者よりも信用リスクは低くなるだろう。
その点、海外業者は国内業者より安心・安全面が少し劣るといってもいいが、
それは会社によって異なるため、一概に不安だとは言い切れない。
そして「日本語に対応しているかどうか」の問題もある。
海外業者は日本語に対応していても、よくわからない日本語が使われていたりするため、
操作に迷ったりすることも多くなるかもしれない。
海外業者では、そういったサポート面の不安というのも少なからずある。
手続きの簡単さ・クレジットカードでの入金
これは海外業者の方にメリットがある項目だ。
簡単に始められて、入金もクレジットカードを使える海外業者。
一方、国内業者は口座開設に手間がかかり、入金も現金を振り込まなければならない。
海外業者にメリットがあるが、すぐにトレードを開始するのはお勧めしない。
デモ口座の開設が可能なため「ちょっとやってみたい」という感じなのであれば、
デモ口座で、体験してみることがベストだ。
ボーナス面の充実
ボーナス面でも海外業者が勝る。
海外業者では、会社によって異なるが、
入金金額の100%ボーナスといったものもあり、自己資金が倍になることもある。
こういったボーナスを活用しないわけにはいかないだろう。
出金の早さ・手数料
出金面では国内業者が勝る。
海外業者では、海外の銀行を経由して、海外送金として処理される業者が殆どのため、
その分時間が掛かったり、出金するまでの手数料が多くなったりする場合が多々ある。
例:バイナリーオプション口座 → 海外の銀行 → 国内の銀行 → 自分の銀行口座
対して国内業者は、出金が早く、手数料なども少なくなる。
取り扱い銘柄の違い
取り扱い銘柄では海外業者が勝る。
色んな通貨や商品を取引できるのはメリットではあるが、
そこまで手広く取引する必要もない。
むしろ、一つの通貨の癖などを読む方が良いと思ってるからだ。
取り扱い銘柄では、そんなに優劣をつける必要はないと思う。
なんかさ?今回…ちょっと文章硬くない?
別の人が書いたとか?中二病感ないね?
アヘアヘアヘエエエ!!!!
まとめ
メリット・デメリットを比較すると海外業者の方が良いと思います。
一番重要なのは「取引の自由度」だからだ。
その他のメリット・デメリットを考えても、取引の自由がなければ意味がない。
ただ、サブと考えるなら国内業者を選択するべきだと思う。
自分の資産状況などを考えて、自分に合った業者・会社を選ぼう。
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