FXトレードでよく出てくる言葉でもある【メンタル】
「FXトレードにメンタルなんて関係ないのでは?」
そんな言葉が飛んできそうですが、FXで「メンタル」は重要です。
メンタルとは一体どういうものなのか?
また、メンタルはなぜ重要なのか?
メンタルの重要性を学びましょう。
FXトレードにおける【メンタル】とは?
「メンタル」を国語辞典などで調べると以下のような言葉が出てきます。
mental=精神や知能に関するさま。
mentality=心、精神の状態。
FXトレードのメンタルは、大きなくくりでは一緒ですが、
FXのメンタルとは「如何に自分のルールに従えるか?」だと思っています。
FXトレードで、なぜ「メンタル」?
FXトレードでは、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析など、
様々な要因によって、市場価格が変動します。
その中でも、個人的には「テクニカル分析」が最も重要だと思っていますが、
テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析の根底には「メンタル」が関わっています。
市場価格は人が動かす
下の記事でも記載していますが、外国為替レートは基本的に、
買いたい人が、売りたい人よりも多ければ、その通貨は上昇し、
その反対に売りたい人が多ければ下落します。
要するに、市場価格は【人々の感情(気持ち)によって左右される】のです。
また、テクニカル分析も人の感情で動いています。
トレンド、レジスタンス、サポートライン【FXテクニカル分析】
でも記載していますが、上昇のトレンドラインを下抜けした時、
皆が売り注文を出すため、市場価格が下落するのです。
これもまた、テクニカル分析により「売りエントリーだ!」と判断した、
「人々の感情」によって市場価格が変動しているのです。
このように、FXトレードの根底には「メンタルが関わっている」ことがわかりますね。
FXトレードで重要な「メンタル」
感情が市場価格を動かします。
だから「感情に任せてトレードするべき!」というわけではありません。
FXトレードは感情的になるのではなく、冷静な判断と市場の感情を読み取ることが重要となります。
自分の感情に流されてトレードするのは
下の記事でも紹介している、戦略のないトレードと一緒です。
自分の《ルール》を作る
FXトレードでは、自分のルール(決まり)を作るべきです。
一人一人の取引環境は違います。
莫大な資金を持っている人と、数十万円の資金の人とでは、
取引する枚数も違えば、狙うpipsも違ってきます。
トレードスタイルによっても異なります。
スキャルピングを主としているトレーダーと、スイングトレーダーとでは、
見るチャートも違えば、狙うポイントや、利確、損切りのポイントも変わってきます。
損切りのルールを決めていないままトレードをすると、
【損大利小】に陥ってしまう可能性が高くなります。
損大利小の参考記事↓
私は優柔不断な性格なのか、
自分のルールを守れずに失敗した経験が、数え切れないほどあります。
何度も失敗、後悔したため、パソコン画面の後ろの壁に、
A4用紙4枚に手書きで書いた自分ルールを貼っています。
トレード毎に、自分のルールを確認する。
この作業が、毎回の取引で自分のルール、目標を明確にしてくれます。
効率良く資金を増やすため、
同じ失敗を繰り返さないため、
自分のルールを決めて、FXトレードをしましょう。
まとめ
- FXのメンタルとは「如何に自分のルールを守れるか?」である。
- 人々の感情により市場価格が変動する。
- 自分感情だけに流されてトレードしないこと。
- 冷静な判断と市場の感情を読み取ることが重要。
- 自分のルールを作り、毎回確認すること。
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