FXトレードで「失敗したな~…」と思うことは多々あるかと思います。
私自身も、様々な失敗をしてきました。
今現在も、様々な失敗をします。
そんな中でも、初心者によくある失敗をまとめてみました。
損切りしない(できない、ポイントが遅れる)
FXトレードは「分析」「トレード手法」など大切なことはたくさんありますが、
【損切り】は凄く大事なことです。
損切りをするのは嫌ですよね。
自ら損を確定させ、資金を減らすわけです。嬉しい人なんていないはず。
ですが、FXで生き残っていくためには【損切り】は必要不可欠。
長年生き残っているトレーダーに、勝率100%の人はいないでしょう。
![中二病](https://technical-fx.com/wp-content/uploads/2018/03/1.jpg)
「もしかしたら値が戻るかもしれない…」
「FXに絶対は無いんだから、戻る可能性はある…」
そんなことを考えていては、どんどん損失が膨らむ危険性があります。
基本的に、損切り注文もエントリーと一緒に出しておくべきです。
損失が少ないうちに損切りをしてしまえば、
チャンスをじっくりと待ち、再度チャレンジできますが、
損失が大きくなると、どんどん損切りしたくない気持ちになってきます。
そして、最終的にはどうにもできない状態に…。
「損したって、また取り返せば良い」のです。
損失を少なく抑えれば、すぐに取り返せます。
![厨二病](https://technical-fx.com/wp-content/uploads/2018/03/2.jpg)
損切りしようか…でも…どうしよう…うわああああああああああああ!!!!!
などと悩むくらいの場面だったら、すぐに損切りすることをオススメします。
(悩んでる時点で、明確な戻りが期待できない局面なのでは?)
目的のないトレード (トレード自体が目的になっている)
初心者によくありがちなのが、
「常にトレードに参加していたい」という気持ちや「常にエントリーしている」という状況。
金額が増えたり減ったりするのを見て、嬉しくなったり、悔しくなったり…
常にトレードしたくなる気持ちは分かりますが…。
私はこの状態を「ポジション病」と呼んでますが、ポジション病は危険です。
「お金を増やしたい」という目的もOKですが、
もっと具体的な目標の方が、イメージも湧いて良いかもしれません。
今エントリーするのは、目的を達成するために必要なエントリーですか?
![FX最強武神](https://technical-fx.com/wp-content/uploads/2018/03/3.jpg)
お前達!FXを始めた目的はなんだ?ドキドキを楽しみたいから?違うだろ!
戦略のないエントリー
FXトレードはギャンブルではありません。
![厨二病](https://technical-fx.com/wp-content/uploads/2018/03/2.jpg)
今日は買いでエントリーしてみよう!アヘアヘ
こんなトレードは、もちろんアウトですね。
分析も戦略なく「こっちに動くだろう」というエントリーは危険です。
「目的のないトレード」の続きにもなりますが、相場は常に動いているので、
いつもポジションを持っていれば、利益が出る可能性があることは確かです。
ですが、言い換えれば「いつでもチャンスはやってくる」のです。
自分が自信を持ってトレードできる局面をじっくり待つことが重要です。
「○○になったらエントリー」とか
「○○を越え、ここで反発を確認できたらエントリー」など、
戦略を練ったうえでエントリーしましょう。
損切りについても同じことが言えます。
戻ってくる可能性が高いのに、ポンポン損切りしているのも考えものですね。
「○○を越えたら、戻ってくる可能性が低くなるから、○○を越えた時点で損切り」
「資金の○○%の損失は、今後のトレードに影響してくるから、○○で損切り」
など、損切りにも戦略が必要です。
値ごろ感でのトレード
これも戦略のないエントリーですね。
私がFXを始めた頃、たしか…ドル円が90円ぐらいだったでしょうか…
![中二病](https://technical-fx.com/wp-content/uploads/2018/03/1.jpg)
あれ?よく昔のニュースで、1ドル120円とかなんとか言ってたな?
買っとけば上がるだろう!
1番最初は、こんな気持ちでトレードしました。
もちろん上手くいくはずありません。
その後、超円高なんて言われ、1ドル75円辺りまで下がりました。
15円分の損失に耐えられる資金量があれば今頃大成功でしたが、
そんな資金力、精神力もありませんでした。
ずっと値ごろ感でトレードしていたら、
大変なことになっていたことでしょう。
書く必要ないかな?と思ったんですが、
私自身が失敗しているので、一応記載しました。
損失を取り戻そうとするトレード(感情的になる)
これは感情的な問題ですね。
損切りをした後、
損失を取り戻そうと「すぐにエントリー」したり、
損失を取り戻すために「枚数を増やしてトレード」するのは危険です。
していることは「戦略のないエントリー」と一緒です。
局面を見極め、戦略を練ったうえで
「枚数を増やす」「ドテン」「ナンピン」は問題ありません。
私は、ドテン・ナンピン肯定派です。ただし、戦略は必要不可欠です。
ローソク足「確定前」の判断
これも「戦略のないエントリー」に含まれますが、
ローソク足確定前の判断は危険です。
特に、テクニカル分析、酒田五法などは、
ローソク足が確定しなければ意味がありません。
![中二病](https://technical-fx.com/wp-content/uploads/2018/03/1.jpg)
すごく長いヒゲになりそうだからエントリー!
三兵になりそうだからエントリー!
という「なりそう」だけのエントリーは危険です。
1時間足で見たとき「今、赤三兵になっているから買いエントリーしよう」と思って
エントリーしたのが40分頃だったら、あと20分も変化する可能性があります。
その20分で、大きく下降したら、
変則型(中2本)の「下げ三法」になることだってあるのです。
ラインブレイクでも「今5分足で少しブレイクしているからエントリーだ!」と思っても、
ローソク足確定前にライン内に戻ることもあります。
戻ってしまえば、ラインブレイクではなく「押し目買い」「戻り売り」かもしれません。
ラインブレイクの参考記事↓
![](https://technical-fx.com/wp-content/uploads/2016/01/3e73d765eb36add834dff1808b81e0f8-160x90.jpg)
テクニカル分析は「○○になったから、○○になるだろう」といった考え方です。
ローソク足確定前は「○○になった」ではなく「○○になりそう」です。
ローソク足確定前は取引量も多く、値動きが激しくなることも多いので注意が必要です。
経済指標に飛びつく(経済指標前、経済指標後) または、経済指標を確認していない
経済指標は、大きな利益になる可能性も高いですが、
大きな損失につながる可能性も高いです。
これも一種の「戦略のないトレード」ですね。
経済指標の確認不足は最悪です。
急激に動いたあとに「なんで急に動いたんだ?」では、時既に遅し…。
大惨事になる可能性もありますね。
トレードする前に必ず、今日の経済指標を確認しましょう。
たとえ予想値などを見て、戦略を立てていたとしても、
その方向に動くとは限りません。
真逆に大きく動くこともあります。
私は指標前、指標後すぐのトレードはオススメしません。
大きく動きそうな経済指標前は「経済指標があるから」という理由で、
ポジションをクローズさせることもあります。
経済指標に頼らなくても、チャンスは必ずやってきます。
焦らずゆっくり、利益が出る可能性が高い(自信がある)ポイントに的を絞りましょう。
いつもと違う環境でトレードする
これは私だけかもしれませんが、
スマホやiPhoneで見たチャートと、
自宅のパソコンで見たチャートでは、随分印象が変わってきます。
画面の大きさもそうですが、色も違います。
外出先でエントリーして、帰ってパソコンで確認したら、
![中二病](https://technical-fx.com/wp-content/uploads/2018/03/1.jpg)
なんでこんな所でエントリーしたんだ?
なんてこともありました。
いつもと違う環境でのトレードは、
見え方、感じ方が異なり、失敗につながりやすくなります。
取引環境を変えることが悪いわけではなく、
慣れている環境でトレードすることが大切。
環境を変えたなら、慣れるまで少しトレードを控えたほうが良いかもしれません。
情報、手法を鵜呑みにする
ブログの情報や、ネットでのトレード手法などを
鵜呑みにするのは危険です。
このブログでも様々なFX関連のことを書いています。
もちろんタメになる記事を書いているつもりです。
嘘の情報を載せているつもりもありません。
(多少間違った表現はあるかもしれませんが…)
ですが、自分でトレード手法を試してみたり、検証してみることも必要です。
様々なトレード手法があり、感じること、使い方は人それぞれです。
できれば、このブログに記載していることも、
自分に合った手法なのか?本当に使える手法なのか?検証していただきたい。
検証しているうちに、新しい発見や、自分流の使い方が見つかるかもしれません。
また、自動売買の情報なども本当に信用できるかわかりません。
もちろん、ちゃんとしたレビューや、検証結果を載せている人が殆どだと思いますが、
中には、お金を出してレビューを書いてもらう人もいます。
いろんな情報を得ることは大切ですが、鵜呑みにするのは危険です。
自分のお金をリスクに晒すわけですから、
自分で検証してみて、しっかり理解したうえでトレードを行いましょう。
まとめ
- 損切りは重要。
- 目的のないトレードは行わないこと。
- 戦略を練ってエントリー、利確すること。
- 値ごろ感でトレードしないこと。
- ローソク足確定前の判断には注意する。
- 経済指標を確認すること。
- いつもと違うトレード環境の場合は気を付ける。
- 情報、手法は鵜呑みにせず、自分で検証し判断すること。
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