FXのローソク足分析では、いろんなパターンがあり「テクニカル分析の基本」です。
ローソク足の「十字架」「トンボ」「トウバ」の傾向とトレード手法を知り、
テクニカル分析に活かしましょう。
ローソク足「十字架、トンボ、トウバ」とは?
まずは十字架の画像を見てください。
この画像は全て「十字架」ですが、
「トンボ」は「 T 」
「トウバ」は「 ⊥ 」の形のローソク足です。
十字架、トンボ、トウバ の傾向
十字架、トンボ、トウバの傾向は
ローソク足の長いヒゲと同様で「トレンド転換」のサインです。
①は二つの十字架後に上昇。
②は十字架後に下降。
③は十字架後に上昇。
④は失敗例。
あくまで「傾向」であって、十字架、トンボ、トウバが出たら必ず転換するとは限りません。
テクニカル分析でも、ファンダメンタルズ分析でもそうですが、
FXの手法で「絶対勝てる!」「絶対上がる!」なんて手法はありません。
注意深く観察し、あらゆる可能性を考慮しましょう。
信頼できるのはどんなパターンか?
- 天井圏でのトウバ。
- 底値圏でのトンボ。
- 天井圏または底値圏での十字架。
テクニカル分析はもちろん、
ローソク足でテクニカル分析を行う場合は「どこで出現したか?」が特に重要です。
サインの重複で、さらに信頼度UP
天井圏での長いヒゲのトウバ、
底値圏での長いヒゲのトンボ、
天井圏で上に長いヒゲが伸びた十字架、
底値圏で下に長いヒゲが伸びた十字架。
このように、サインを組み合わせて考えると更に信頼度が増します。
もう一つのチェックポイントは、上の記事にも記載した「谷(山)を越えたか?」でしたね。
今回の画像で信頼できるローソクは足は③ですね。
③手前の小さな谷は越えたが、安値更新後の反発した谷より手前で反発、
十字架が出る前には、長い下ヒゲがあり「トンボ」に似たローソク足が出現しています。
このように「前回の高値(安値)を越えたか?(谷(山)を越えたか?)」も重要になります。
「トンボ」のような形に、小さい四角が付いてるローソク足を「カラカサ」と呼びます。
まとめ
- 十字架、トンボ、トウバはトレンド転換のサイン。
- 「トウバ」は天井圏で信頼性が増す。
- 「トンボ」は底値圏で信頼性が増す。
- 「十字架」は天井圏or底値圏で信頼性が増す。
- 更に長いヒゲが加わると信頼性UP。
- 他のサインと重複すれば、更に信頼性UP!
結局は、どんなサイン、ローソク足のパターンも「どこで出るかが大事」です。
一つのサインだけでは弱く、信頼性に欠けます。
天井圏+長いヒゲ+十字架といった、サインの重複や出現場所を考慮しトレードを行いましょう。
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