このページでは下記の用語解説を記載しています。
- 雇用統計
- 非農業者部門雇用者数
- 失業率
- 新規失業保険申請件数
- ADP雇用統計
- チャレンジャー人員削減数
- 生産者物価指数(PPI)
- 消費者物価指数(CPI)
- 個人消費支出(PCE)
- 貿易収支
- 住宅着工件数、建築許可件数
- 新築住宅販売件数
- 中古住宅販売件数
- S&Pケースシラー住宅価格
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各経済指標1ページ目「雇用/物価/貿易/住宅」
非農業者部門雇用者数(雇用統計)★★★
【毎月第一金曜日22時30分】
FX取引をする上で、「雇用統計」は重要な経済指標。
統計は、家計調査に基づく失業率と、事業所調査に基づく
非農業部門新規雇用者数で構成されています。
雇用情勢は、個人所得や個人消費に影響してくるので、
経済政策を左右するの重要指標となっています。
失業率(雇用統計)★★★
【毎月第一金曜日22時30分】
失業率も雇用統計の一つ。重要な指標。
特に金融政策に重要な影響を与える。失業率は、景気の遅行指標などと言われる。
新規失業保険申請件数★
【毎週木曜日22時30分】
新規失業保険を各州に申請した人の1週間分の合計値。
毎週発表のため、速報性は高い。先行指数として注目される指標。
ADP雇用統計★★
【雇用統計の2営業日前22時15分】
オートマティック・データ・プロセシング社の頭文字で、
民間企業約40万社、2400万人の従業員の給料計算をしています。
毎月の雇用動向を継続的に発表しているのがこのレポートです。
公務員も含む雇用統計との関連性が高く、
雇用情勢に注目が集まる時には、重要度が増します。
チャレンジャー人員削減報告★
【毎月第一週】
各州労働局に報告があった、比較的大規模な
レイオフ(再雇用を条件とした一時解雇)を分類集計したもの。
景気後退期にレイオフで失業者が増加する局面では注目されます。
生産者物価指数(PPI)★★
【毎月中旬15日前後22時30分】
生産者段階での、資本材と消費財の平均価格を指数化したもの。
物価の動向を知る上で注目されます。
月次データは大きく振れることが多いので、前年比で見ることが重要。
消費者物価指数(CPI)★★
【毎月中旬15日前後22時30分】
生産者物価指数と並んで、インフレ動向を見る上で重要な指標の一つです。
金融政策にも影響を及ぼす可能性もあります。
物価指標としては、一番重要といっても過言ではありません。
個人消費支出(PCE)★★
【毎月下旬、最終週22時30分】
個人消費支出は、耐久財、非耐久財、サービスに分類、集計し、GDP統計に使用されます。
貿易収支★
【毎月10日前後22時30分】
財とサービスの輸出入額のこと。
貿易収支の赤字収縮はドル高に、輸出増は、企業収益増と、株高につながる傾向。
住宅着工件数、建築許可件数★★
【毎月第三週22時30分】
その月の新築の一戸建てと集合住宅の着工件数を、地域別に発表。
家が建つことにより、家具や電化製品など、消費が高まり、
景気に大きく影響するため、先行指数として注目される。
金利が低下すれば着工が増加し、景気を押し上げる効果があるため、
金融政策とも密接に関わってくる。
また建設許可数も先行指数として注目される。
新築住宅販売件数★★
【毎月下旬0時】
先行性が高いと言われている指標の一つ。
月内に販売された新築住宅件数で、契約者が署名したものが集計される。
中古住宅販売件数★★
【毎月下旬0時】
全米不動産業協会(NRA)が発表。
中古住宅の販売件数で、新規住宅販売件数より圧倒的に多いのが特徴。
住宅販売の指標では最も重要と言っても過言ではない。
S&Pケースシラー住宅価格★★
【毎月最終火曜日】
毎月発表される、全米20都市の一戸建て中古住宅価格の指数。
住宅価格は、個人消費に大きな影響を及ぼすため、景気指標として注目されています。
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●鉱工業生産指数●耐久財受注●ISM製造業景気指数
●ISM非製造業景気指数●フィラデルフィア連銀製造業景況指数
●GDP(国内総生産)●小売売上高●個人所得、個人支出
●消費者信頼感指数●ミシガン大学消費者信頼感指数(速報、確報)
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