このページでは下記の用語解説を記載しています。
- 鉱工業生産指数
- 耐久財受注
- ISM製造業景気指数
- ISM非製造業景気指数
- フィラデルフィア連銀製造業景況指数
- GDP(国内総生産)
- 小売売上高
- 個人所得、個人支出
- 消費者信頼感指数
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報、確報)
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各経済指標2ページ目「生産/景気・個人消費」
鉱工業生産指数★
【毎月15日前後23時15分】
鉱工業生産指数は景気総合指数の一致指数に採用され、
景気との関係が深く、鉱工業部門の生産動向を指数化したものです。
月次で速報性が有り、景気実態を把握する上でも注目される指数です。
耐久財受注★★
【毎月25日前後22時30分】
米国内の製造企業に発注された、新規の耐久財受注額の速報値。
約2週間後に、製造業受注が発表され、そこで数値に修正が加えられます。
数値の振れや、修正幅が大きいので、
プロは三ヶ月平均や、前年比の数値をチェックする事もあります。
ISM製造業景気指数★★
【毎月第一営業日0時】
ISM(全米供給管理協会)が発表する指標です。
製造業企業から回答を得たアンケート調査をもとに作成され、
50%を下回ると景気後退、上回ると景気拡大とされています。
景気転換の先行指標として注目されます。
ISM非製造業景気指数★★
【毎月第三営業日0時】
こちらも同様に、ISMが発表する指標です。
製造業景気指数と同じで、50%を下回ると景気後退、50%上回ると景気拡大とされています。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数★
フィラデルフィア連銀地区の、製造業の最新の動向を示す指数。
全米の製造業の指標である、ISMおよび、
鉱工業生産指数との関連性が高いと言われています。
0(ゼロ)が分岐点で、好不況を判断します。
GDP(国内総生産)★★★
【毎月25日前後22時30分】
FXをしたことがない人でも一度は聞いたことがあるんではないでしょうか?
雇用統計と並んで、注目される指標の一つです。
GDPの伸び率がプラスであれば経済が良好、マイナスであれば悪化と判断されます。
為替だけではなく、株価や金融政策まで影響を与える指標です。
景気動向を見るには、GDP成長率が最も適していると言えます。
小売売上高★★
【毎月第二週22時30分】
スーパーなどの小売業の売上サンプルを調査し、
米国商務省が推計したもので、個人消費を見る上で、重要な指標として注目されます。
自動車販売の比率が大きいため、その数字を除いたものも注目されます。
個人所得、個人支出★
【毎月下旬22時30分】
社会保険料を控除した実際の手取り額で、個人の消費に最も影響をあたえるものです。
重要度はそれほど高くないが、個人所得で相場が反応することもある。
消費者信頼感指数★
消費者からアンケート調査を元に、消費マインドを指数化したもの。
個人消費との関係性が高く、消費動向を把握するには重要な指標。
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報、確報)★
ミシガン大学が実施しているアンケート調査で、
速報値は300人、確報値は500人を対象に行って算出。
消費者のインフレへの意識を知ることができる。
予想値との振れ幅が大きいことから、それにより値が動くこともあるので、注目すべき指標。
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●雇用統計●非農業者部門雇用者数●失業率
●新規失業保険申請件数●ADP雇用統計●チャレンジャー人員削減数
●生産者物価指数(PPI)●消費者物価指数(CPI)●個人消費支出(PCE)
●貿易収支●住宅着工件数、建築許可件数●新築住宅販売件数
●中古住宅販売件数●S&Pケースシラー住宅価格
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