FXテクニカル分析では、様々なインジケーターがあります。
その中でも有名なインジケーターである「ボリンジャーバンド」
ボリンジャーバンドの基本と傾向を覚え、
FXテクニカル分析に活かしましょう。
ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)とは、
移動平均線の上下に標準偏差から求めた、乖離率(かいりりつ)幅を帯のように表した、
売られ過ぎや買われ過ぎを示すテクニカル指標です。
文字で見てもわかりにくいので、まずは画像を見てください。
この画像はボリンジャーバンドの「2σ」と「3σ」を表示しています。
ボリンジャーバンドは、特定の移動平均線に対して、
その計算期間のデータの標準偏差(σ=シグマ)を算出し、
移動平均線に対するσの整数倍を加算、減算した判線です。
計算方法はよくわかりません…
なので、表示する時の設定で、
1σ、2σ、3σの(一般的に使われている値)ボリンジャーバンドを表示できます。
上の画像は、ボリンジャーバンドの「2σ」と「3σ」を表示していますが、
基本的な数値は「2σ」です。MT4のデフォルトで表示した場合は「2σ」で表示されます。
【MT4】メタトレーダーでのインジケーター表示、設定の方法はコチラ↓
ボリンジャーバンドは、20SMA(単純移動平均線)とセットで表示されます。
3本の真ん中の線は20SMAです。この20SMAのことを「ミドルバンド」と言います。
ボリンジャーバンドの基本
上の画像のようにボリンジャーバンドは、3つの線で構成されています。
市場価格というものは、移動平均線を多分に意識して動き、
かなりの確率で判線が描き出すバンドの範囲内に価格変動が収まる。
という考えを元にしています。
2σの範囲内に収まる確率は95,4%で
市場価格がバンドを逸脱することは、ほとんど無いといえます。
収まる確率が95,4%もあれば、いろんな判断要素に使えそう。
実際に私が使用しているチャートのほぼ全てにボリンジャーバンドを表示させています。
ボリンジャーバンドには、使い方や分析方法が色々とあります。
ボリンジャーバンドの使い方、応用
1ページまとめると長くなり、見にくくなってしまうので、
このページはここまでにしておきます。
上の①~⑧までの解説、傾向、トレード手法は下のリンクからご覧下さい↓
まとめ
- ボリンジャーバンドは、売られ過ぎや買われ過ぎを示すテクニカル指標。
- ボリンジャーバンドの基本的な数値は「2σ」
- バンドとセットになっている「20SMA」のことを「ミドルバンド」と言う。
- 2σの範囲内に収まる確率は「95,4%」
- 市場価格がバンドを逸脱することは、ほとんど無い。
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