ラインの基本である、
トレンドライン、レジスタンスライン、サポートラインの基本を学んだら、
「ラインブレイク」の基本と傾向を学びましょう。
ラインブレイクでは大きな利益を狙えるため、様々な場面で役立ちます。
ラインブレイクの傾向をしっかりと覚えておきましょう。
ラインブレイク(トレンド)の基本と傾向
まずは画像を見てみましょう。
上昇トレンドのトレンドラインを下抜けして、一気に下降トレンドへ転換しています。
トレンドラインを抜けた(ブレイク)後は、大きく値が動いていますね。
このように、トレンドラインをブレイクしたら、
抜けた方に大きく動く傾向があります。
各ラインの基本はコチラ↓
ラインブレイク(トレンド)のトレード手法
ライントレードの基本は、ラインでの反発と、ラインブレイクを狙います。
上昇トレンドを形成している場合、
トレンドラインで反発した場合は「買いエントリー」で利益を狙い、
トレンドラインを抜けた場合は「売りエントリー」で利益を狙います。
ですが、トレンドラインを少し抜けた後、すぐトレンドに戻る場合があります。
抜けたからと言って、必ず大きく値が動く訳ではありません。
大きく値が動く時は、トレンドラインを「勢いよく抜ける」傾向があります。
少し抜けて、ダラダラと横ばいを続けている場合は、
トレンドからレンジに移行した可能性が高いです。
その場合、またすぐに上昇トレンドになる場合があるので、
長くポジションを保有することは危険です。
「トレンドラインを勢いよく抜けたか?」よく観察しながらエントリーしましょう。
ラインブレイク(レンジ)の基本
では次に、レンジのラインブレイクを見てみましょう。
このように、①と②で反発したサポートラインを勢いよく抜け、
レンジから下降トレンドへ転換しています。
FX相場の基本は
「トレンドからトレンド」「トレンドからレンジ」「レンジからトレンド」へと転換します。
このように、レンジからサポートラインを抜けた場合は「下降トレンド」
レンジからレジスタンスラインを抜けた場合は「上昇トレンド」へ転換する傾向があります。
ラインブレイク(レンジ)のトレード手法
ライントレードの基本は、ラインでの反発と、ラインブレイクを狙います。
レンジの場面では、
サポートラインで反発したら「買いエントリー」
レジスタンスラインで反発したら「売りエントリー」です。
ラインをブレイクしたら、ブレイクした方向に大きく動く傾向があるので、
サポートラインをブレイクしたら「売りエントリー」
レジスタンスラインをブレイクしたら「買いエントリー」が基本です。
基本的には、トレンドラインのブレイクと殆ど変わりませんが、一つだけ違うことがあります。
それは「サポートラインがレジスタンスライン」に
「レジスタンスラインがサポートライン」に変わる場合があることです。
上画像の⑥でブレイクし、勢いよく下降した後、緩やかに上昇しています。
そして、⑦で大きく下降しています。
⑥のブレイク前までは「サポートライン」の役目だったのに、
抜けた後は「レジスタンスライン」に変わっています。
このように、レンジのブレイク後は、
抜けたラインで反発することが多々あるため、
ブレイク後に値が戻った場合もエントリーのチャンスです。
ブレイク後のラインで反発することが多々ある!
と分かっているだけでも、今後の利益は大きく変わってくるでしょう。
ライントレードの注意点
ライントレードで一番注意すべき点は、
しっかりと反発したか、確実にブレイクしたか?を確認してからエントリーすることです。
「反発するだろう」「抜けるだろう」では危険。
サポートラインで「反発するだろう」と思い、買いエントリーをした場合、
もしラインをブレイクしたら、勢いよく下降して大きな損失になってしまいます。
しっかりと確認しておけば「ブレイク」で大きな利益が狙えたのに、
確認を怠ったために、逆に「ブレイク」で損をしてしまうのです。
FXや株などの投資では「アタマとシッポはくれてやれ」という言葉があります。
アタマとシッポを捨てた場合は「だろう」でエントリーして上手くいった場合より、
多少利益が少なくなりますが、しっかりと反発、ブレイクを確認して
エントリーすることで、リスクを抑えることができます。
より確実に利益を得るために、アタマとシッポはくれてやりましょう。
アタマとシッポは?
くれてやれえええい!
まとめ
- ラインをブレイクした時は、ブレイクした方向に大きく動く傾向がある。
- 勢いよくラインを抜けたか?注意しながらエントリーする。
- 勢いよく抜けず、ダラダラ抜けた場合はレンジに転換した可能性が高い。
- サポートライン、レジスタンスラインは、ブレイク後に役割が変わる場合がある。
- ライントレードでは「反発」「ブレイク」をしっかり確認してからエントリーする。
- アタマとシッポはくれてやれ。
コメント