FXでは、市場価格の値動きによるパターンがあります。
ヘッド&ショルダーは、
トレンドのパターンでテクニカル分析を行う「トレンドパターン」です。
トレンドパターンの基本は「ライントレード」です。
ヘッド&ショルダーの基本と傾向を覚え、テクニカル分析に活かしましょう。
ヘッド&ショルダーとは?
人の形の「肩と頭」に似たトレンドパターンのため、ヘッド&ショルダーと呼ばれています。
ヘッド&ショルダーは「トリプルトップ・トリプルボトム」とも呼ばれます。
まずは画像を見てください。
この形に似たようなものを見たことが…
ダブルトップに似てますよね?
基本、傾向など、考え方は「ダブルトップ・ダブルボトム」と同様です。
ヘッド&ショルダーの基本と傾向
上昇後、緩やかに下降し①でまた上昇。
そのまま上昇が続く感じですが、②でまたもや反発し下降。
この時③のところで①がサポートラインの役割になっていますが、
①のネックライン(サポートライン)を③がそのまま抜けていたら「ダブルトップ」ですね。
③で反発し、今度は②の高値を更新せず、④で下降へと転じました。
そして①と③のネックラインを抜け「ヘッド&ショルダー」の完成です。
ヘッド&ショルダーは「トレンド転換」のサインです。
抜け方は緩やかではありますが、その後下降に転じています。
ヘッド&ショルダーの利確ポイント
利確も「ダブルトップ、ダブルボトム」同様、山(谷)の分だけ動く傾向があります。
今回は約1円の山でしたから、ブレイク後は約1円動いています。
これも、利確まで教えてくれる便利なトレンドパターンですね。
③と④で出来た「山の分だけ」下がった所が⑥です。
ちょうど山の分だけ下がった後、緩やかに上昇しています。
更には、ラインブレイク後のライン同様、
①と③で「サポートライン」だったラインが「レジスタンスライン」に変わっています。
ここでは、レジスタンスラインまで到達していませんが、そのことが頭に入っていれば、
毛抜きや、十字架も出現しているので、容易にエントリーできると思います。
このように「ヘッド&ショルダー」も利確ポイントも教えてくれる
便利なトレンドパターンです。
ヘッド&ショルダーの逆である、
ダブルボトムに一つ谷を加えた形(トリプルボトム)も、考え方は同じです。
クレしんで言う所の「ぞうさん」の形だね…ポッ
トレンドパターンは、多くのトレーダーが注目しているため信頼できるサインです。
ライントレードのパターン、
トレンドパターンのサインは他にもあり、わかりやすい上に信頼性も高いので、
チャートで発見したら、利益を逃さないようにしましょう。
まとめ
- ヘッド&ショルダーは、山が3つできた時のトレンドパターン。
- トリプルトップ、トリプルボトムとも呼ばれる。
- ヘッド&ショルダーは「トレンド転換」のサイン。
- ネックラインをブレイクしたら完成。
- ネックラインをブレイクした方向にエントリー。
- ネックラインブレイク後は山(谷)の分だけ動く傾向がある。
- トレンドパターンは信頼性が高い。
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